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【交換浴。血流を良くする為に】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さんは、「交換浴」をご存知でしょうか?

 「交換浴」とは、入浴場でシャワーや水湯などを用いて、「暖める」と「冷やす」を繰り返す手法です。

 

 以前に「炎症に対して冷やす・暖めることの違い」というテーマを載せましたが、今回はそれに近い内容となります。

 

 ただし、ポイントは炎症ではなく血流です。

 

 「交換浴」は血流を瞬間的にですが、劇的に良くします。

 

 さらに、凝り固まった筋肉に対しても、刺激が通りやすくなります。

 

 理由があってあまり多用する手法ではありませんが、頭の片隅に入れておいて損はないと思います。

 

 

 

 そもそも身体が冷えた時と温まった時、血液を取り巻く環境はどうなっているでしょうか?

 

 ざっくりと簡単に説明すると、

 

  冷えた時 血管収縮。筋肉緊張、縮こまる。

  温まった時 血管拡張。筋肉弛緩、緩む。

 

 こうなります。真逆の効果ですね。

 

 真逆である「冷やす」と「暖める」を繰り返すと、血流が良くなります。

 

 それはどうしてなのか?

 

 皆さんは、血流やその通り道である血管にどういうイメージを持っているでしょうか?

 

 今回の話をわかりやすくする為にまず、「血管 = ホース」のイメージを持ってください。

 

 血液はその中を通る水です。

 

蛇口(心臓)から出た水(血液)がホース(血管)の中を通って、あちこちに運ばれます。

 

 そんなイメージを持った上で、ホースの中の水を勢いよく出すには、どうすればいいでしょうか?

 

 多くの人が、ホースをつまむのではないかと思います。

 完全に流れを閉ざすほどではなく、僅かにつまんで内径を細くする事によって、流れる水の勢いは増します。

 

 これと同じ事が、身体が冷えた時の血管収縮で内径が細くなり再現されます。

 

 ただし、収縮が長く続くと結果的に流れが滞るので、今度は適度なタイミングで弛緩する必要が出てきます。

 

 ホースをつまんで放して、つまんで放して・・・これが冷やして暖めて~になるわけですね。

 

 では、どうして凝り固まった筋肉に刺激が通りやすくなるのか。

 

 これは一種の刺激療法ですね。

 

 この時期、暑い外と冷えた店内を出入りすると、自律神経が急激に刺激され働かされる事になります。

 

 それに近い現象で、熱冷を介しての刺激は筋肉の神経に対しても通りがいいのだと思われます。

 

 ただし、神経を刺激し続ける事は身体にとって大きな負担になります。

 

 ですから「交換浴」は多用せず、あくまでポイントを衝く形でのケアと考えてください。

 

 血流を良くして、瞬間的に凝り固まった筋肉を刺激する手法です。

 

もちろん、現代であればシャワーでなくとも冷やしたり暖める事ができる物なら何でも代用できます。

 

皆さんも、しっかりとしたケアという形ではなく、物は試しぐらいの感覚で試してみてください。