· 

睡眠

人間にとって、一番大事な休息、それが睡眠です。人はどうして眠るのか、それは体の疲れを取り、脳を休めるためです。睡眠中は様々なホルモンが分泌され、身体を修復し、新陳代謝を促して日中の活動で疲れた身体を効率よく回復してくれます。

 

よい睡眠はリンパ球の数を増やす 

 睡眠中は、自律神経のうちの副交感神経が働きます。そうすると、免疫細胞が活発になり、リンパ球が増加します。逆に寝不足が続いたり、ストレス過多や緊張状態が続いた時には、交感神経が優位になり、交感神経に支配されている顆粒球(かりゅうきゅう)が増加します。顆粒球は細菌や死んだ細胞などを処理してくれる働きを持ち、一見健康に良いように感じますが、増えすぎると活性酸素を発生させ、むしろ健康な細胞や組織までも傷つけて悪影響を及ぼすのです。活性酸素は、細胞を錆びつかせ、生活習慣病やガンの引き金になると言われています。

 白血球の各成分の正常値は、 リンパ球:約35% ・ 顆粒球:約60% ・ マクロファージ:約5% とされます。

(血液検査の「リンパ球」の項目で示されているのは、このパーセンテージの数字ですね。)リンパ球と顆粒球の数は、相対関係にあり、一方が増えれば他方が減少します。つまり、顆粒球が増えすぎると、ウィルスを退治して風邪などの感染症を防いだり、ガンに対抗する働きを持つ免疫力の要であるリンパ球の数が減少してしまいます。

そしてそのバランスを取っているのが、交感神経と副交感神経というわけです。質のよい眠りは、副交感神経を十分に働かせリンパ球を増やしてくれるので、リンパ球数を増加させるにはいかによい睡眠が取れるかがカギになります。

 

よりよい眠りのために

 眠りに入る、その時も自律神経の働きが重要になります。交感神経が鎮まり、副交感神経が優位にならないと、身体は眠る準備ができません。特にストレスの強い方は1度交感神経が高ぶると、鎮まりづらいので注意が必要です。

 

【寝る前のリラックス・タイム】

寝る直前までのパソコン・テレビなどの興奮を引き起こす刺激は休息の為の脳のリラックスができません。寝る前の習慣として、音楽を聴いたり、香りを楽しんだり、神経を少しずつ休められるリラックス・タイムをぜひ。

 

【眠るために軽い運動を】

 「寝付きが悪い」「ぐっすり眠れない」「スッキリ起きられない」原因は昼間の運動不足ということも。昼間に運動ができない場合は、夕食後に軽く散歩や眠る前のストレッチも効果的。

 

【就寝前にぬるめのお風呂】

 眠気は体温の下がり始めにやってきます。熱い湯では、深部体温が上がり過ぎてしまうことも。寝る直前は、3840℃のぬるま湯で。熱い湯を好まれる方は寝る2時間くらい前を目安に入浴されるとよいでしょう。

 

【正體】

背骨や首の周辺の筋肉を緩めて自律神経のバランスを整える。

 

身体の歪みが取れると、力が抜けてリラックスでき、よく眠ます。