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【セルフケアを行うことの利点、その考察】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 前週は、セルフケアの難しさを述べました。

 

 ①場所によっては体重がかけにくい。体勢が整わない。

 ②手が足りなくなる。

 ③客観的に判断できない。強すぎたり、手加減してしまいがち。

④自分で自分に対して行うとリラックスできない。メンタル要素。やってもらう事の意義。

 

 まとめると、こんな感じでしたね。

 

 では、セルフケアはやる意味がないのでしょうか?

 

 そんな事はありません。誰かにケアしてもらうのとは違う利点が確かにあります。

 

 

 

  ①通うための時間や予約などの手間がない。

 

   そのままの意味ですね。

 

直接身体にどうこうはなくとも、時間や都合の調整でイライラすると精神的なダメージとなります。

 

    精神状態は身体に大きく影響してくるので、無いに越した事はないですね。

 

    それよりも、この後の②が可能となる事が要素として大きいと思います。

 

 

  ②継続して行える。

 

   自分で自分に行うわけなので、時間さえあれば毎日でもできます。

 

    これは馬鹿にできない利点で、わかりやすく極端に数値化してみると、

 

    治療受ける=回復度10 セルフケア=回復度1

 

    だとしても、

 

    週一回の治療=10 毎日一回セルフケア=7

 

    と、継続する事で効果は(数字上)迫るものがあります。

 

    もちろんこれは机上の空論であり、実際は雲泥の差がある事は前週述べた通りです。

 

    ですが、この後の③~④との関係性により、実際の効果(特に治療受ける事と兼ねることで)を

 

    大きく跳ね上げることができると考えています。

 

 

  ③自分の身体に詳しくなる。感覚が磨かれる。

 

   これが一番重要です。この効果がとても大きい。

 

    治療を受けてもわかる事はたくさんありますが、一時の変化ではなく継続して毎回毎度どう変化するか。

 

その違いがわかると、セルフケアもやり方が変わってきます。

 

何故なら人間の身体は全て均一ではなく、硬いところや治療する上でポイントとなる要所があるからです。

 

ダラダラと全身をまんべんなくやるのではなく、要所にしっかりと集中させる。

 

これによって効果は、(数字上で言うならば)1から2や3に上がります。

 

    さらに、身体の特徴が分かれば、日々の行動にも生かせます。

 

    たとえば、背中が丸くなっているなら胸を開く、右肩が上がっているならバッグをあえて左肩にかけるなど、バランスの改善や予防効果の増加が見込めるでしょう。

 

    ただし、人間の身体は教科書的ではなく、個人差がとてもあります。

 

    なので、理論的に知っているだけでなく、変化を機敏に感じ取る感覚を鍛える必要があるのです。

 

 

④違う角度からアプローチできる。

 

 →これに関しては、治療を受けつつ自分でセルフケアも行っている方が、可能になる現象ですね。

 

  どういう事かというと、先ほども述べた通り、人間の個人差に由来する話です。

 

  施術側と受け手。そこから得ている感覚も違えば、マッサージで言うなら指の太さやリズムも違います。

 

  要は、治療を受けるだけでは足りなかった点が、本人によって補えるかも・・・という事です。

 

  いくら施術者が専門家でも、受け手である本人だからこそ分かる事ってありますよね。

 

  もしこれが上手く行けば、

 

   治療を受ける+セルフケア   10+(1×7)=17

 

   治療を受ける+感覚良いセルフケア 10+(2×7)=24

 

   治療を受ける+感覚良く治療を補うセルフケア  10+(3×7)=31

 

  と、効果が跳ね上がります。

 

  しかし、これは正確な感覚が必要なので、昨日今日始めてすぐは無理ですね。継続して試行錯誤するしかありません。

 

 

 

 以上のように、セルフケアには様々な利点があります。

 

今回は分かりやすく数字化して述べましたが、実際はもっと複雑です。

 

最後に、セルフケアは無理しない事が肝心です。コツコツと少しずつ、積み上げて行きましょう。