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ビタミンCの摂り方

数あるビタミン・ミネラルの中で、肌にとって最も大切なものはビタミンCでしょう。ビタミンCは水溶性なので皮膚をはじめ、臓器などの身体のあらゆる組織に行き渡って作用します。ですから、肌トラブルだけではなく風邪・糖尿病・悪性腫瘍などの症状の改善にも密接な関係があります。それぞれの症状の変化を調べたところ、ビタミンCの血中濃度が上がるとそれに伴い、症状の改善が見られたというデータが出ています。

 

ビタミンCをとる時に知っておきたい3つのこと

1.水に溶けやすい

ビタミンCは水溶性なので、身体のあらゆる組織に行き渡って働きます。その反面、一度に大量にとっても吸収しきれず排出されてしまいます。

2.熱に弱い

ビタミンCは加熱すると空気中の酸素と反応して分解されてしまいます。ただし、ジャガイモに含まれるビタミンCのように、デンプンに保護されて酸素に接触しない場合は壊れにくいです。

3.コラーゲン合成作用あり

皮膚は水分を除けば約70%がコラーゲン。コラーゲンは酸素や栄養素を細胞に補給し、老廃物を取り除きます。体内で合成するにはビタミンCが必要です。いくらコラーゲンを食物からとっても、ビタミンC不足では合成が不十分に。

 

ビタミンCを効率よくとるための5つのポイント

1.野菜や果物を十分にとる

ビタミンCを多く含むのは野菜と果物。

ビタミンCは「熱に弱い」ので、加熱せずに食べられる果物はオススメです。

塩や醤油の代わりにレモンを使うのもよい方法です。食物繊維の豊富な果物は便秘の解消にも役立ちます

 

2.調理法を工夫する

加熱に弱く、水溶性のビタミンCを料理でとるのは難しいですが、スープにすれば溶けたビタミンCも無駄になりません。スープやお味噌汁または鍋物など変化をつければ飽きずにビタミンCがとれます。

 

3.1日に何回かに分けてとる

ビタミンCは水溶性なので、一度に大量にとっても吸収しきれず、排出されてしまいます。

ポイントは1日に何回かに分けて摂取すること。

サプリメントを飲み忘れても2回分を一度にとるのは効果的ではありません。

 

4.ビタミンCは食後にとる

ビタミンCは必ず食後にとりましょう。一度に大量にとると排出されますが、満腹時にとれば吸収速度は遅くなり、ゆっくり吸収している間に先に体内に吸収されていたビタミンCが消費されるので、消費された分だけ新たなビタミンCを吸収できます。

 

5.たんぱく質、ビタミンEと一緒にとる

たんぱく質・ビタミンEも一緒にとりましょう。コラーゲンはたんぱく質からつくられ、その合成を助けるのがビタミンCです。ビタミンEは細胞の酸化を防ぎます。このとき、ビタミンE自身が活性酸素と結びついて酸化してしまうのですが、酸化を元に戻すのがビタミンCの役目です。 

たんぱく質:魚、肉、大豆製品など。

ビタミンE:緑黄色野菜、レバーなど。

 

ビタミンCはサプリメントと毎日のバランスがとれた食事の両方からとりいれると相乗効果があります。

 

食事を一緒にとると、他の食品に含まれるフラボノイドなどの作用で吸収率がアップします。