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雨降りと身体

梅雨に入りじめじめして憂鬱な気分になりがちですが、このような天気は身体にも影響を及ぼします。

どのような仕組かというとまず天気が悪いということは低気圧状態だということです。

体にかかる気圧が低くなると体の中の水分が膨張し、むくんだり血管が膨張して血流に影響を及ぼします。

また天気が悪い(低気圧)ということは暗い、湿度が高い、酸素が薄いなど活動するのに適さない条件です。

するとその環境に応じて副交感神経が優位となり心拍数や血圧が低下し、活動することよりも消化吸収や排せつなどにエネルギーが回るため、だるい、眠いなどと感じるわけです。

 

◆◆古傷が痛むと雨が降る、は本当か?◆◆

いわゆる古傷、とよばれるものはけがをした時に筋肉の中に完全に治りきっていない組織が残ってしまうことです。その周辺は血流が悪く硬くなりがちで、さらにまわりの痛覚神経に交感神経の興奮を受け取る受容体ができてしまうためもともと他より痛みを感じやすくなっています。また気圧が変化するときは内耳にあるセンサーが感知し、変化する環境に対応しようとして交感神経が活発に活動します。しかし交感神経の活動が高まると痛覚の閾値が下がる(痛みを感じやすくなる)ので、硬い筋肉を動かしたときなどに痛みをいつもより感じやすくなります。このような状態だと古傷が交感神経の興奮の影響を受けて普段は意識しないような痛みや違和感を感じてしまうということになるのです。

 

◆◆大事なのは自律神経のバランス◆◆

ではどうしたら良いでしょうか?

 

ポイントは自律神経のバランスをとることです。睡眠や食事時間の一定の時間に設定して大きなずれを作らないようにする、運動をして筋肉を動かし血液の循環をよくするなどで、自律神経の負担を軽減しストレスに対応する余力をたくさん残しておくことが重要です。そして体のコリを放置しないことです。体が凝っているとそれによる痛みやだるさが体にストレスを掛け、さらなるコリを誘発します。