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お酒のお話

お酒を一口含んだだけで「喉がカーッと熱くなる」「口から火が出る!」など、20歳以上の方なら経験したことがあるのではないでしょうか?

これは、アルコールが咽喉の水分と水素結合をしてエネルギーが発生するからなのです。また、アルコールは肝臓で分解され最終的に水と二酸化炭素になりますが、この途中で(アルコールを分解する時に)熱を発生します。この時、体内の熱を体外に出すために血管を広げ、血行が良くなるため体が温かくなります。(この間に寒空の下でうっかり寝てしまうと一気に熱を奪われて、凍死してしまうことも…)その後、アルコールで発生する分の熱がなくなると身体は冷え、末端が冷たくなります。

 

※本来、体温は炭水化物や脂肪・たんぱく質などを分解して熱を作り出しますが、アルコールを摂るとアルコールからの熱生産が優先され、脂肪や糖質の分解による熱生産が減少します。その結果、身体は冷えやすくなり痩せにくくなってしまいます。

 

お酒を飲んで俗にいう「酔っぱらい」状態にするのは、アセトアルデヒドという物質です。アセトアルデヒドはアルコールを分解する途中でできる中間物質です。体内でアセトアルデヒドの濃度が高くなると、顔が赤くなる・ドキドキする・眠くなる・頭痛・かゆくなる・吐き気・発汗するなどの「酔っぱらい」状態になってしまいます。アセトアルデヒドを処理する酵素は主に二つあります。

 

ALDH1型:血中のアセトアルデヒド濃度が高くなってから効き始め、ゆっくり分解する。

ALDH2型:血中のアセトアルデヒド濃度が低い時点から効き始める強力な酵素。

 

ALDH2型酵素は遺伝子により NN型(活性タイプ:お酒に強い)・ND型(/16しか活性しないタイプ:ある程度飲める)・DD型(活性がないタイプ:ほとんど飲めない)に分けられ、お酒が飲める人と飲めない人との差が生まれます。

 

 

<ビタミンCの二日酔いを防ぐ作用>

ビタミンCには、アセトアルデヒドの分解を促進する作用があり、飲酒前や飲酒後にビタミンCを多く摂ることで二日酔いに伴う症状をある程度緩和させることができます。

 

お酒の上手な飲み方

①空腹では飲まない。  

②一気飲みはしない。 

③楽しく食べながら飲む。

④飲酒の合間に水をたっぷり飲む。

⑤飲んだ後はラーメンよりも果実。

 

⑥寝る前にも水分補給。