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脳の老化

何気なく食べているお菓子やファーストフード。実は、認知症のリスクを高めているってご存知でしたか? しかも認知症だけでなく、心臓病や動脈硬化など生活習慣病の発症率が高まる危険性があるのです!

 

 

平均87歳の104人の健康な高齢者を対象とした米国での調査では、ファーストフードや揚げ物など、

いわゆるジャンクフードに多く含まれている“トランス脂肪酸”が多い人は、認知力テストの結果が悪く、

認知症になりやすいことがわかったのだとか…。逆に、血液中にビタミンB群・CDEの他、主に脂肪

の多い魚に含まれるDHA・EPAやえごまに含まれるαリノレン酸など“オメガ-3脂肪酸”が高レベル

だった人は、認知力テストの成績が良いだけでなく、脳体積も大きいことがわかったそうです。

 

 

トランス脂肪酸とは植物油に水素を添加したもの。悪玉コレステロール(LDL)を増やし、善玉コレステロール(HDL)を減らすため、心臓病や動脈硬化の発症リスクが増大すると厚生労働省からも発表されています。また、トランス脂肪酸が含まれる食品は、上記で記載したファースドフードに代表されるフライドポテトなどの揚げ物や、パイ生地、クッキー、クラッカーなど。マーガリン・ショートニングに多く含まれているので要注意!

 

 

ビタミン豊富な食事が有効。主に、ビタミン類を多く含む新鮮な果物や、オメガ-3脂肪酸を含む鮭やイワシ、タラ、サバなど脂肪の多い魚を積極的に摂ることが大切です。脳の大きさを左右する原因の37%は、栄養素によるもの。脳が大きく栄養素が行きわたっているほど、脳の老化も遅くなるようです。日ごろの食生活次第で、認知症も避けられるかもしれません!

 

 

脳の働きが低下するいちばんの原因は、加齢とともに脳に酸素を取り入れる能力が衰えることにあります。その能力は、20歳ぐらいがピークで、あとは下降の一途をたどります。持続的に有酸素運動と無酸素運動を行なっている人の場合では、35歳ごろがピークで、その後は少しずつ下がっていきます。一旦衰え始めた最大酸素摂取量は、その後運動をすると少し高くなりますが、最大値まで戻すことはできません。そのため、運動習慣がない人は20歳ごろから、運動習慣がある人は35歳ごろから、脳の働きは低下し始めます。